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いつも当会に対し、温かいご支援をいただきありがとうございます。厳しい暑さに息も絶え絶えという日々が続いておりますが、つつがなくお過ごしでしょうか。

 認定NPO法人地球市民の会メールマガジン7月号は、国内事業である子どもの居場所づくり事業のおはなしです!

国内事業担当の秀島からお送りします♪

 2017年度の新規事業として、佐賀市内の循誘校区を対象に子どもの居場所づくりを佐賀市と連携して行ってきました。昨今、子どもの貧困の問題や昔のように遊びに行く場所が少なく、地域内や子ども同士でも関係の希薄化が危ぶまれています。そこで、地域の子どもは地域で育てることを目標に、地域の子ども支援に関心のある方や町づくりを行っている方々と循誘子どもの居場所づくり実行委員会をつくり、地域+学校+行政+NPOの連携事業を展開しています。

◆地球市民の会が担う子どもの居場所づくりコーディネーターとは?


 この居場所活動には様々な人々が関わっています。そこで当会は子どもの居場所づくりコーディネーターとして地域、学校、行政のみなさんをつなげる役目を担っています。多くの地域の人々に参加してもらうためには、地域で活動する様々な方の協力が必要であり、また一人一人の住民にこの事業の重要性を伝え、理解を得るための地道な努力も必要です。さらにはすでに参加していただいている方たちの話をしっかり聞いて事業を良いものにしていくこともとても重要です。

◆循誘子どもの居場所「ゆうゆう」

 居場所に集まる子ども達がゆうゆうと遊べるように、名前を「ゆうゆう」としました。子ども達がゆっくり安心できる居場所をつくるということを目的に地域内にある空き家を借りて、毎月第一土曜日に行っています。居場所当日は実行委員会、学校の先生、行政の方、地域の人々、民生委員児童委員や大学生のボランティアのみなさんの協力を得ながら、子ども達はカードゲームやボードゲーム、読書、宿題、お絵かき、外遊びなどそれぞれ好きなことをして過ごし、お昼ご飯を一緒に食べています。コマ回しや縄跳び、サッカー、水鉄砲などの外遊びは近くの八坂神社をお借りして行っています。
 食事はありがたいことに毎回お米や野菜、お肉などたくさんの寄付もいただいており、子ども達がおなか一杯にご飯を食べることが出来ています。

◆循誘子どもの居場所づくりが始まった背景

 いま全国的に広がっている子どもの居場所ですが、これらは子どもの貧困対策をもとに始められた部分もあります。貧困=貧乏というイメージがありますが、私たちは現代の子ども若者たちの人とのつながりや機会の貧しさに目を向けて、子どもたちにそういった機会やつながりを届けるために、居場所づくり活動を始めました。
 循誘校区は当会が所在する場所でもあり35年間お世話になっている場所でもあるので、これから先も責任を持って関わっていきたいと思っています。

*朝早くから来て食事の準備をしてくださる民生委員児童委員のみなさん。ご寄付いただいたお肉でたくさんの唐揚げが出来ました。
◆ゆうゆうに来ている子どもたち

 循誘校区の子どもたちで主に循誘小学校、城東中学校の子ども達を対象にして行っています。昨年の11月からスタートした「遊び場ゆうゆう」は全体で第6回行っています。
 貧困の子どもたちを集めるのではなく、だれでも気軽に来ることが出来るようなオープンな居場所づくりを行っています。毎回約60名程度と多くの子どもたちが来ており、1回目からリピーターで毎回楽しみに来てくれているこどもたちもいます。

*子どもたちにとっても、ボランティアとして参加する大人にとっても居場所になっているゆうゆう。
*ごはんはみんなで食べるとさらに美味しく感じます。

◆子どもの居場所ゆうゆうが与える子どもたちや地域の方への影響

 ある児童民生委員さんのエピソードです。最近では、子どもたちは知らない人に声をかけられたら逃げなさいや知らない人とは話さないようにしましょう、と言われているようで、ある民生委員さんが道端で「今帰っているの?」尋ねたところ、子どもから名前札をぎゅっと隠されたことがあったそうです。しかし民生委員さんがゆうゆうに参加するようになってから、子どもたちも民生委員さんを「ゆうゆうのおばちゃん」として認識することができたため、道端で会った時には「あっゆうゆうのおばちゃんだ」と声をかけてくれるようになりました。ゆうゆうを通して子どもたちが地域の方々と関わり、何かあった時には頼れる存在になっているのはとても嬉しく感じています。

◆今後の子どもの居場所づくりの展望

 子どもたちが大きくなってからも循誘校区で過ごしてよかったと思えるように、そして居場所活動を行っていく中で誰一人として取り残されることのないように、地域のみなさん、学校の先生、行政の方々関わっているみなさんと協力して続けていきます。
 また今行っている居場所活動は誰でも来ることができる居場所ですので、これから放課後ゆうゆうとして少人数制で本当に支援が必要な子に届けていけるような居場所づくりを進めていきたいと思っています。放課後ゆうゆう開催のために学校の先生、スクールソーシャルワーカーの方にも多大な協力をいただいています。
 いろいろ問題にぶつかりますが、1人でも多くの子どもたちが自分らしくいきいきと、安心して過ごすことが出来る居場所を地域のみなさんと協力してつくっていきたいと思っています。居場所を必要としている子どもたちはまだまだたくさんいます。誰一人として取り残されることがないよう、これから佐賀で子どもの居場所づくりに取り組んでいく方が増えていけばいいなと思います。子どもたちを地域のみなさんの力で支えていきましょう!ゆうゆうの活動で料理のお手伝いや、子どもたちのお世話などボランティアに興味があるという方はぜひご連絡下さい。お待ちしております。

 

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